血管拡張作用があるミノキシジル
育毛剤に配合されていたり、AGA(男性型脱毛症)の治療に使用される成分の中で、もっともよく見かけるのがミノキシジルです。
ミノキシジルとは、1960年にアメリカで開発された成分で、もともとは血圧降下剤として高血圧治療おに用いられていた経口薬でした。
ですが、これを服用していた患者さんが体毛が濃くなる、毛髪が増えるなどの副作用が認められたため、発毛効果があるとして研究が進められたのです。
その後、本格的に発毛成分としての開発が始まり、現在は厚生労働省も発毛の効果を認める成分となった経緯があります。
ミノキシジルによって発毛が促進されたり、抜け毛を防いだり出来るのは、血管を拡張する効果に優れているからです。
これは血管拡張作用といい、血圧降下剤として使われていたので当然とも言えるのですが、特に血流が滞りやすい頭皮にとても高い効果があります。